水素に関する研究論文

医療の分野で注目を浴びる水素

水素が体内の活性酸素に対して抗酸化作用を示す論文が最初に発表されたのは、2007年になります。(2007年Nature Medicineに掲載
その論文から世界中で水素に関する研究が進められ、2015年の現在では280報以上に及ぶ論文が発表されています。「水素」は、益々注目を浴びている分野なのです。

2015年まで発表された水素研究の論文では、水素によって改善効果がみられたとして、脳梗塞、リウマチ、アレルギー・炎症、高血圧、心筋梗塞、紫外線予防、糖尿病等、多くの症状に対する水素の効果について発表されました。

この水素研究の技術に基づき、水素水や水素サプリメントといった健康食品が開発されました。今回は今まで発表された水素に関する研究論文についてご紹介します。※随時更新

 

論文紹介

Hydrogen acts as a therapeutic antioxidant by selectively reducing cytotoxic oxygen radicals
水素分子(H2)は選択的ヒドロキシラジカル(悪玉活性酸素)を減少させることにより、抗酸化作用として病気治療や予防の働きをおこなう

Nature Medicine 13, 688 – 694 (2007)
Ikuroh Ohsawa1, Masahiro Ishikawa1, Kumiko Takahashi1, Megumi Watanabe1,2, Kiyomi Nishimaki1, Kumi Yamagata1, Ken-ichiro Katsura2, Yasuo Katayama2, Sadamitsu Asoh1 & Shigeo Ohta1

この研究論文は世界で最初に水素の抗酸化作用について発表された論文です。水素は選択的に最も反応性の高いヒドロキシラジカル(悪玉活性酸素)と反応して還元する事ができます。その結果、細胞の酸化を防ぐ事ができ、実際にマウスでの実験で、水素ガスを吸引したマウスは脳の働きが改善したことが報告されています。

 


Hydrogen inhalation ameliorates oxidative stress in transplantation induced intestinal graft injury
水素吸引によって、腸移植の損傷を引き起こす酸化ストレスを改善する事が可能

Epub 2008 Aug 22.
Buchholz BM1, Kaczorowski DJ, Sugimoto R, Yang R, Wang Y, Billiar TR, McCurry KR, Bauer AJ, Nakao A.

小腸移植についてマウスを用いたモデル実験を行った結果を発表されている論文です。マウスに水素ガスを吸引させると、術後の障害が軽減される結果を得ました。その結果、酸化ストレスの減少に伴う炎症性サイトカインの抑制する働きを見出しました。

 


Consumption of hydrogen water prevents atherosclerosis in apolipoprotein E knockout mice
水素水の補給は、動脈硬化を起こしやすく改良したマウスにおいて、動脈硬化症を防ぐ働きがある

2008 Dec 26;377(4):1195-8.
Ohsawa I1, Nishimaki K, Yamagata K, Ishikawa M, Ohta S.

動脈硬化に対する水素の効果を発表した論文です。動脈硬化を起こしやすいマウスに、4ヶ月間水素水を与える実験を行いました。すると、結果として動脈硬化が抑制されることが判明されました。
また、同じ条件のマウスで同様の実験を行った結果、他の抗酸化物質よりも水素水が最も効果的である結果を得ました。

 

《 随時水素に関する研究論文を更新いたします 》